子どもに「悪いことは悪い」と教えるためには、まず親が勉強！！と、借りた本。 - Osakan Hot Mama～子育て＆幼児教育情報～★オオサカンホットママ★

『今こそ大切にしたい「しつけの一言」』

子どもをどう育てたらいいか、わからなくなったときに、もう一度読み返したい本です。しつけの一言、たとえば……。「ご飯粒を残しては、農家の人に失礼です」 →昔はよく言われました。最近では、ご飯粒を全部きれいに食べた人を見て、「いじきたない」という若者もいます。これには驚きです。「敷居を踏んではいけません」 ↓ これもよく言われました。でも、なぜ踏んではいけないか、よくわかりませんでした。しかし、しつけは、それでいいのだそうです。理屈ではなく、だめ。大河ドラマ『八重の桜』でいう、「ならぬものはならぬのです」です。「よその家に電気が点いたら帰りなさい」この言葉、小さい頃言われた気がするけれど、すっかり忘れていました。この言葉を聞かせたい人、大人にもずいぶんいますよね。お呼ばれして、遅くまで長居するママ、よく見ます。それだけでなく、人の家に呼ばれているのに、断りもなく、知らない人を突然連れて行ったり、自分で企画したパーティの開催場所を、本人の断りもなく、勝手に人の家に決めてしまったり。「お呼ばれ」って、もっとルールがありませんでしたっけ？この本を読んで、今の日本人が忘れてしまったように思われる昔の美風を、少しは思い出すことができました。理屈ではなく、悪いものは悪い、と教えるためには、何が悪いとされていたかを、親が知らなければいけない、と借りたのですが、これで少しは、子どもの教育に筋を通すことができるような気もします。